産婦人科 斉藤医院   Saitou Womens Clinic
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2014.03.20 更年期と更年期障害

女性は加齢により、卵巣機能の衰退という大きな身体の変化が起こり、 平均50歳頃になると月経が完全に消失して閉経にいたります。 この期間をはさんだ約10年間にあたる45〜55歳が更年期です。
 
この時期には女性ホルモン(エストロゲン)の分泌低下により、身体面や精神面にいろいろな変化が現れます。 更年期には、程度の差はありますが、多くの人に更年期特有の愁訴が見られます。
 
血管運動神経系の症状である「のぼせ、ほてり、発汗、どうき、手足の冷え」などの自律神経失調型の不定愁訴や、 精神神経系の症状である「不安、不眠、いらいら、憂鬱」といった心因性不定愁訴が現れます。 時にはこれらの症状が強く現れ、日常生活に支障をきたすこともあり、このような状態を更年期障害として、 早期の検査、治療をお勧めします。
 
この時期には前述の不定愁訴の他に、加齢による性交障害、頻尿、尿失禁や骨粗鬆症、更に心血管系障害、 脂質代謝障害や痴呆などの障害や悪性腫瘍も多く見られる年齢ですので注意が必要です。
 
更年期障害は自覚症状が主なため、その診断には評価数表を用いての問診が中心となり、 器質的疾患を除外する必要があります。
 
更年期障害の治療は、精神安定剤やホルモン剤(ホルモン補充療法)の投与が中心になりますが、 カウンセリングにより軽減する例も多く見られます。 更年期障害の治療は、より快適に更年期を乗り切ってもらうことを目標にすべきと考えます。
 
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