産婦人科 斉藤医院   Saitou Womens Clinic
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2014.03.20 骨粗鬆症とその予防

骨粗鬆症とは骨量が減少し、骨折を起こし易くなる全身疾患です。
 
一般的に骨粗鬆症といえば、老人性あるいは女性の閉経後骨粗鬆症である原発性骨粗鬆症を指します。
 
人間は三十歳後半頃より加齢に伴って徐々に骨吸収が骨形成を上回るようになり、 特に女性では閉経すなわち卵巣よりのエストロゲン分泌の低下が骨量減少の最大の原因となるため、 男性に比べて発症年齢も早く、頻度も高くなります。すなわち骨粗鬆症は老年期女性に多発する骨萎縮性疾患であり、 一般に不可逆性であり、進行性です。 そのため、治療はきわめて困難であり、その進行を阻止するために、早期の治療が望まれます。
 
骨粗鬆症の診断には明らかな基準はありませんが、骨量減少の有無、骨折の有無、腰背痛の有無、 血清カルシウムなどの組み合わせで判断します。若い健康な人(YAM、20〜30歳代)の平均骨量から20%減少した段階で骨量減少、30%減少した段階で骨粗鬆症であるとしています。
 
骨密度が減少しますと、腰痛や腰が曲がって背中が痛くなったり、足のしびれが見られることもあります。 また転んで大腿骨頚部骨折が見られたり、手をついた後、手の骨が骨折したり、ごくわずかなことで骨折を起こすようになります。
 
骨密度の測定は、二重エネルギーX線吸収法(DEXA法)が精度、計測時間、初曝綜量などの点で優れており、 近年前腕骨のDEXA法により約15秒で測定ができます。
 
骨粗鬆症を予防するには、日頃より適度な運動と骨の主成分であるカルシウムを十分に摂取することが大切です。 特に閉経以後の女性あるいは六十歳以上の男女は定期的に骨量を測定し、適切な予防を講ずることも大切です。
 
閉経後の女性のホルモン補充療法は、骨粗鬆症の進展を阻止するのみならず、骨量の増加も期待できます。 骨粗鬆症は寝たきり老人の二番目に多い原因疾患であり、予防、早期発見、早期治療が大切です。 
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