産婦人科 斉藤医院   Saitou Womens Clinic
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2014.03.21 性行為感染症 (特にクラミジア感染症について)

性行為感染症は性的接触(性行為)を介して、誰もが感染する可能性のある病気で、 性行動の自由化と多様化により性感染症は近年増加の一途をたどっています。 特に若年層間の蔓延は憂慮すべき大きな社会問題となっています。
 
性行為とは性器の直接接触の他に、性器以外の接触も含まれます。 性器感染症の中で一番多いのはクラミジア感染で、次が淋病であり、その他、性器ヘルペス、 尖圭コンジロームと梅毒があります。この他にも、性的接触を介して感染する感染症にはエイズやトリコモナスを含め、 多数あることに留意する必要があります。 性感染症は、不妊症、母子感染や時には子宮がんの発症にも関係してくる恐ろしい病気で、 最近、若年者の子宮がんが増加しています。
 
最近、性道徳の乱れのため、特に若い年齢層(中学生や高校生で性行為の経験のある人)にクラミジア感染症が多く見られます。 クラミジア感染症は約3年前より急激に増加し、 特に若年者である十五歳より二十四歳の若い女性の感染者が極めて多いことが明らかになっています。
 
女性ではクラミジアに感染しても初期には自覚症状がないか、症状が軽微のため、 感染したことに気づかず性行為により他人に感染させます。知らないうちに自分が感染源になっていたり、 反対に相手からうつされることが多いのが性感染症です。また症状があまりないために、治療を受けず放置することにより、 炎症が子宮頚部より卵管を経て骨盤内感染へと進行します。
 
性行為感染症は、たとえば一人の男性が複数の女性と性交渉があると、その複数の女性に感染させることになり、 感染した女性が複数の男性と性交渉があるとそれぞれに感染させ、いわゆる鼠算的に蔓延するのが性感染症です。
 
妊婦さんでは、妊娠初期と、できれば妊娠後期にクラミジア感染の有無の検査を行います。 それは分娩時に赤ちゃんに産道感染が見られると、クラミジアによる髄膜炎が発症し、 時には脳性小児麻痺になる恐ろしい病気です。
 
昔は性病予防法により、厳しくその感染源を追求し、性行為感染症の撲滅に力が注がれた時代もありましたが、 近年、プライバシーや人権の尊重、さらに治療薬剤の進歩により性感染症についての怖いとゆう認識が薄らいでいる為か、 最近特に増加しています。
 
クラミジア感染の有無の検査は、子宮頚管分泌物の検査で容易に判定できますので、 少しでも心配のある人は早くに検査を受けましょう。
 
もし感染している場合にはよく効く薬剤がありますので、早期に治療を受けてください。 性感染症は早期発見し、早期に治療することが大切です。またパートナーも一緒に治療治療することが必要です。
 
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