産婦人科 斉藤医院   Saitou Womens Clinic
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2014.03.21 不妊症

不妊症とは、妊娠を希望し、正常の性生活を送りながら一定期間を経ても妊娠しない状態をいいます。これまでは3年間を経ても妊娠しない場合を不妊症と定義されていましたが、この期間については意見の相違がありますが、現在では一応2年間を基準としています。
 
不妊症の原因には、大きく分けて女性に原因がある場合と男性に原因のある場合があります。
 
●女性の原因
  子宮に異常のある場合・・子宮の奇形、子宮筋腫、子宮内膜症など
  卵管に異常のある場合・・卵管の閉塞など
  間脳下垂体や卵巣に異常のある場合・・卵巣腫瘍、排卵障害など
●男性の原因
  精子の異常など
●頚管分泌物と精子の不適合
●女性にも男性にも異常のない場合・・原因不明やタイミングの問題など
 
■当院における不妊症の検査と治療
不妊症の検査を当院で希望される方は、いつでも来院されてもよいですが、検査時間の短縮のため、できれば基礎体温を1ヶ月間測定し(基礎体温表に記入)、月経終了後1週間以内に基礎体温表を持参して来院してください。
基礎体温について・・・基礎体温の測定は、体温を変動させるような因子の加わらない時、すなわち朝目を覚ましたとき、舌下で起床する前に測定します。測定する時刻はできるだけ一定にしておくことが大切です。
 
■検査の手順
(1) 内診ならびに超音波検査により子宮、卵管、卵巣に異常があるか無いかを検査をします。同時に膣炎等の感染症の有無をしらべます。 
(2) 当日、子宮ならびに卵管の異常の有無を調べるため、子宮卵管造影検査(造影剤使用によるレントゲン検査)の予約をします。
この検査は2日間かかります。1日目は子宮および卵管に造影剤を注入しレントゲン撮影を行います。予約制で、検査は午後に行い、検査時間には約20分かかります。2日目はレントゲン撮影のみで、診療時間内においでください 
(3)子宮卵管検査日に、血液でLH、FSH(下垂体系ホルモン)を測定します。 
(4)持参された基礎体温表より、排卵日を推定し、その時期の頚管粘液検査を数回行い、また尿のLHホルモンの測定を行い排卵の有無を検査します。同時に精子と頚管粘液との適合性の有無について検査をします。 
(5) 基礎体温が高温相になり安定した時期に血液中の卵胞ホルモン、黄体ホルモン、プロラクチンを測定します。 
(6)基礎体温が高温相になり、4〜5日頃の超音波検査で、子宮内膜の肥厚の見られない場合には、子宮内膜の組織検査を行うこともあります。
 
(1)〜(6)の検査でおおよその不妊の原因を調べ、異常があるときには、その治療計画を立てます。
不妊症の検査は指定された日に検査を受けなければなりません。そのために検査の必要性や、検査計画をよく理解し、効率よく検査を受けることをお勧めします。
また不妊症の検査や治療を受けるときには、決してあせってはいけません。
不妊症の治療は、その原因によって異なりますが、かなり長期間かかることもありますので、あせらず治療を受けることが大切です。
当院にて不妊症の検査を希望される方は、不妊症についての説明と検査についての予定の説明に多少時間がかかりますので、できるだけ最初の来院は、午後(14:00〜16:00)に来院してください(都合の悪い方は午前でも結構です)。
 
 
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