産婦人科 斉藤医院   Saitou Womens Clinic
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2014.08.30 閉経と萎縮性膣炎

                        閉経と萎縮性膣炎                                                
 女性は、閉経期になると卵巣の働きが低下し、エストローゲン(女性ホルモン)の分泌が減少することにより、身体や精神面に様々な変化が現れます。  
 閉経前はエストローゲンの働きにより膣内は乳酸桿菌などの正常菌が多く、そのために膣内は酸性に保たれており、炎症を起こす雑菌の発育が抑えられています(膣の自浄作用)。
 ところが閉経後はエストローゲンの分泌の低下により、この自浄作用が低下するために雑菌がは繁殖して膣炎がみられることがよくあります(萎縮性膣炎)。
 萎縮性膣炎では膣粘膜が充血し、膣分泌物は黄色をおび、時には膿性や赤色の帯下(おりもの)がみられることもあります。また掻痒感や性交痛、時には出血を訴える場合もあります。性交痛は膣や膣粘膜の萎縮によるもので、刺激の少ないゼリーの使用をお勧めいたします。
 掻痒感のある時には、綺麗にしようとして強く洗ったり、排尿後にウオシュレットで強く洗ったりして刺激を加えるとかえって掻痒感が強くなることがありますので避けましょう。
 帯下の多い時や、外陰部の掻痒感ン0ある時には、ホルモン膣錠や弱いステロイド軟膏による短期治療により改善されますが、時には再発を繰り返す人もいます。
 ただしエストローゲンの投与により、子宮内膜癌があるときには悪化することがありますので、注意が必要です。
      
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